福島：復旧、復興、そして世界最先端の脱炭素都市へ
Fukushima as Restoration, Reconstruction, and becoming the world's most advanced carbon neutral city.
当研究所は、2017年7月、会津地域を中心に福島県の地域振興を図るため、会津地域の企業及び富士通株式会社との協業により、福島県河沼郡柳津町に一般社団法人として設立いたしました。
国内における少子高齢化が進む中、それに加えて、福島県は震災と原発事故の影響という大きな課題を抱えており、未だに風評被害による地域経済への多大なる影響を及ぼしております。 当研究所は、これらの地域課題を解決する手段として、ICT（情報通信技術）を積極的に活用することで、地域振興と経済好循環の確立に寄与しております。
もとより資源の少ないわが国ではエネルギー問題は重要な課題です。これに加えて世界での温暖化対策、そして2022年のロシアによるウクライナ侵攻は国の安全保障とあわせエネルギー問題が改めてクローズアップされています。当研究所の参加企業はこれまでもエネルギー関連、循環型社会の実現に向け取り組んでまいりました。これからも福島発の再生可能エネルギーによる地産地消のモデルを推進し、世界最先端の脱炭素都市、スマートコミュニティの実現を目指し、その普及啓発・支援活動を続けて参ります。
以下で当研究所参加企業、関係団体の活動の一環をご紹介いたします。（[外部サイトへ]をクリックすると外部サイトの関連ページに遷移します）
【当研究所参加企業、関係企業・団体の活動】
会津電力(株) バイオマスボイラーによる熱エネルギー事業
喜多方市内のホテル「ガーデンホテル喜多方」ではボイラーを燃料を石油からペレットに変えるバイオマスボイラーへの変更で燃料費、CO2排出量を削減しています
ふくしま創生 創･蓄･省エネルギービジネス創出研究会 研究会スキーム
「創エネルギー」「蓄エネルギー」「省エネルギー」の3分野別に福島県内企業が持つ技術を集積し、ビジネスを創出することを目的として活動をしています
2022年度理事会を開催しました
2023年2月24日(金)、一般社団法人ふくしま地域振興研究所の理事会を福島市で開催しました。
また、同日、経済産業省 資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部の井上部長をお招きし、ふくしま創生 創・蓄・省エネルギービジネス創出研究会と共催にて「井上博雄様を囲む会」を執り行いました。
再生可能エネルギー事業のこれからの動向や普及推進施策に関するご説明に加えて、意見交換、質疑応答も真摯且つ明快にご対応を賜り、出席者一同大変有意義な時間となりました。
